mokuamiのメディア読みこなす。

新聞 雑誌 ネット 書籍を読みこなしてコメントを書いていきます。

ジャレド ダイアモンドの新刊から #ジャレドダイアモンド #危機と人類

https://www.instagram.com/p/B6cNwKCAVYP/

12月21日の日経の読書欄からジャレド ダイアモンドの新刊歴史も生物学の視点から見る必要がありかもしれない。

日経の12月21日の読書欄から
ジャレド ダイアモンドの新刊。
私は歴史が好きで歴史関係の本をよく読むが、このダイアモンドさんの本は読んだことはない。
歴史は視点を変えれば、これまで学校とかで習ったこととは別の世界が開けれてくる。
先日は、東京と京都でダイアモンドさんの講演会があったが所用で行けなかったことが悔やまれる。
文明的な視点はもとより生物学的な視点ても求められるかもしれない。
歴史は文系の発想はもとより理系の観点からも見る必要がある。
だからではないが歴史はいろいろな学問の知識は必要であるし奥深い。

9月29日の社説から 防衛白書 読書

https://www.sankei.com/column/news/190929/clm1909290003-n1.html
産経は社説で令和初の防衛白書について取り上げている。現状における東アジアの情勢における中国と北朝鮮の軍事面での活動の活発化に備えて
防衛費、現状では5兆2千億円、中国は20兆円でいいのかと問いかけている。産経なので保守的な要素もあり極東の情勢の不安定さを煽っている印象もある。日経の記事では中国との関係は改善しており、4月での海上自衛隊の艦艇の中国訪問、6月の中国の防衛相とのハイレベル会談を取り上げている。日経の報道の豪州 オーストラリアとインドとの安全保障で協力強化のほうが注目している。
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20190927-OYT1T50443/
読売は28日の社説で防衛白書について取り上げている。産経に内容が近いが中露の無人機の開発、宇宙やサイバー面の開発強化に注目している。これについては日米の協力が不可欠であると述べている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019092902000173.html
東京新聞は読書についての社説である。このごろは電子書籍など本を読むには便利な環境になったといえるが本を読まない人が増えている。
学校の国語の授業では文学などを取り上げることが減る模様である。
社説でも取り上げているが英語の読む readは見抜くという意味もある。政府側にとっては本や新聞を読むやつは厄介であるという意図もみえなくもない。本を読むことは悪くはないと個人としては思う。

9月28日の社説から 消費税の行方 NHKの報道姿勢

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50308470X20C19A9SHF000/

日経の社説では政府税調の「中期答申」について述べている。
10月から消費税が10%に上がるがそれ以降の税制について提言したのが今回の政府税調の答申である。
中長期的には消費税の重要性にはコメントはしているが10%以降の消費税の税率については具体的にどうするのか手法や道筋についてはのべていない。安倍さんは「今後10年は税率上げを必要としない。」と述べているがこれからの少子化高齢化社会 社会保障費の増大に対しては
答えが見えていない。社会保障についてはこれから議論されていくがどうなるか。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14196535.html?iref=editorial_backnumber
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-997450.html
朝日と琉球新報NHKかんぽ生命保険NHKの放送に対してかんぽ側の抗議に対してNHKの経営委員会が会長に厳重注意と、放送の自粛について論じている。NHKのドキュメント、報道は民放と比べて広告に左右されずに製作者の意図が直接反映される利点がある。だからこそのNHKの報道である。それを外部から批判で自粛するのはどうかなと思う。NHKの放送にも報道の調査でいまいちなところもあるのでそのあたりも見極める必要があるかなと思う。

 

9月25日の社説より

(社説)気候サミット 若者の怒り受け止めよ:朝日新聞デジタル

朝日は地球温暖化対策としての国連で開かれている気候行動サミットについて触れている。来年は地球温暖化対策の国際ルールパリ協定がスタートする。

にもかかわらず、温暖化対策への各国の足並みはいまひとつである。

ここにスウェーデンの環境活動家で16歳のクレタ トゥンペリさんが苛立ちをみせる。

 「若者はあなたたちの裏切りに気づき始めている。もし私たちを見捨てる道を選ぶなら、絶対に許さない」

 確かにアメリカはパリ協定を離脱しており、日本も火力発電を進めている。でも確実に温暖化の影響はでているのでパリ協定の実施にむけて協力は必要なのかもしれない。

【オピニオン】日本は米国のアジア戦略成功の鍵 - WSJ

ウォールストリート ジャーナルのウォルター ラッセル ミードのオピニオンから

日本がアメリカにおける東アジアにおける外交戦略において重要な鍵になっていることを述べている。特に最近の中国の覇権主義の拡大を封じ込める上でも日本の存在は大きい。しかし、今のアメリカにおいては政治において不安定な要因が大きい。共和党民主党どちらにおいてもアジアにおける日本の重要性を感じていないのが現状ともいえる。以前はライシャワーマンスフィールドなどの大物の知日派がいたこそあれ、アメリカの政界で日本に理解を示してくれる政治家、官僚が少なくなっている。

日米関係の不安定要因が大きい。

9月24日の社説から

【主張】中露の大規模演習 蜜月「同盟」に警戒強めよ - 産経ニュース

産経の社説でロシアの南西部での中国をはじめとする8か国による大規模軍事演習について論じている。中露関係は関係が深い。先のプーチン習近平の二回の会談においてお互いの利益を相互に支持すということで結束を深めている。このことは最近の北方領土、日韓関係に深い影を落としている。これら2か国の動きには注目する必要がある。

中国と南太平洋 影響力拡大に警戒が必要だ : 社説 : 読売新聞オンライン

読売も社説で中国の動きに警鐘を鳴らしている。南太平洋での影響力拡大が際立っている。経済援助と引き換えに南太平洋での影響力 ひいては米豪と対抗する戦略が見えてくる。実際に南太平洋のキリバスの台湾との断交は中国の影響が、スリランカにおいては債務が返上できないということでハンバントタ港の権益を譲渡している。

米豪はパプア ニューギニア島の海軍基地の拡充、軍事演習を強化している。

アジアでの中国の動きには警戒が必要かもしれない。

 

9月23日の社説から

ryukyushimpo.jp

9月23日の琉球新報の社説は地球温暖化への若者のデモを取り上げている。

日本のメディアではそれほど取り上げられていないが世界的には大きな話題になっている。地球温暖化は、着実に進んでいる。若者が現状への強い危機感を持っている表れなのかもしれない。若者の危機意識に大人がどう取り合うのかがこれからの課題かも。

www.tokyo-np.co.jp

東京新聞は香港の民主化デモを取り上げる。中国と香港の間には一国二制度の制度があって香港の高度な自治民主化は認めていたが今回の逃亡犯条例を巡る経緯のなかで本土、中国共産党の香港の取り込みが進む兆しが見えてくる。国際社会がこれをどう監視していくかが鍵なのかもしれない。

いだてん 第36回 前畑がんばれ

いだてん第36回は前半はベルリンオリンピックでの前畑秀子の平泳ぎ200mの金メダルを、後半は東京オリンピックに立ち込める暗雲を描いていく。
前畑の金メダルに向けてのストーリーはよかったが、ベルリンオリンピックでの日本側の通訳ヤコブの自殺は、衝撃的でした。ナチスベルリンオリンピックの陰のユダヤ人への差別は一時的は緩和されても問題の解決になっていないのが見えてくる。
このヤコブを巡るストーリーは実話はもとにつくられていたことに驚いた。
東京オリンピックを巡る塚本晋也を演じる副島さんの日本の精神と文化を世界に理解してもらう、これをナチスに置き換えるとのセリフは、この時代の世相を鋭く指摘していて
現代への警告としての意味合いとしてもよかった。

f:id:tatsuro1973:20190923132505j:plain

f:id:tatsuro1973:20190923132716j:plain