9月3日の社説より 香港デモ アマゾン大火災 東独の右傾化
今朝の産経の社説は香港のデモとアマゾンの大火災を取り上げている。
香港のデモは逃亡犯条例の改正から始まったデモが本土との対立を深めている。本土の中国政府は深圳に武装警官を集結させていざとなれば武力による弾圧を辞さない構えである。10月は中国の建国記念日の国慶節もあるのでそれまでがひとつの山場か。
アマゾンの大火災は地球の温暖化とも繋がるので油断がならない。
アマゾンの大火災の原因は森林伐採がもとになっている。
その森林伐採は家畜などの放牧の用地のためともいわれる。
これは最近、環境学者などが提言した地球温暖化の防止策で人類の食生活が特に肉食、食料の大量廃棄なども地球の温暖化とも密接につながっている。
これらの対策と含めてやらないとアマゾンの大火災と森林伐採の根本的な解決には結びつかないかもしれない。
ドイツの旧東独の地域で現状への不満と反発から州議会選挙で右派政党が支持を伸ばしている。これは日本でも似たようなことが起きているので他人事では済まされない。
グローバル化によって多文化への寛容が求められている時代に不寛容な空気がひろまりつつある。ここ最近の情勢の急激な変化がいろいろなところで対応しきれていないことの表れかもしれない。
といっても現状では何ら手が打てていないの現状である。
ベルリンの壁の崩壊から30年になるが国際情勢は混とんとしている。